第12章 【秀吉・後編】※R18

「あ、ああ、アッ…」
クチュ…　ペロ…　チュパッ
布団の中で、秀吉が頂を嬲る くぐもった水音が聞こえる。視覚を奪われたせいか、より感覚が研ぎ澄まされた竜昌は、その音を聞いてさらに昂った。
「ひで…秀吉…様…あッ、駄目…」
「そのまま…委ねて…」
秀吉が、もう片方の濡れた頂を指先で愛撫すると、まるで両方の頂を同時に舌で嬲られているような強烈な刺激に、ついに竜昌が限界に達した。
「アアァァッ！」
視界が火花のようにチカチカと輝き、全身の隅々まで雷で撃たれたような痺れが走り、それを瞬時に気怠い快楽の波が覆いつくした。
「あッ、あッ、アッ…」
ビクビクと身体を痙攣させながら、荒い息を吐く竜昌に、秀吉はそっと口づけた。
「ッ、ハッ、ハッ……グスッ」
竜昌の目には、耐えがたい快感のために自然に涙が溢れていた。
秀吉はその雫をチュッと唇で吸い取った。
「可愛い」
暗闇の中でも、秀吉がニコッと笑ったのが空気でわかった。
「ひで…よし様…」
「…もっと良くしてやる」
秀吉はそのまま竜昌の秘所に手を伸ばした。
「！」
固く閉じられた脚の間に指を忍ばせると、そこはすでに竜昌の蜜で溢れかえっていた。
「ほら…びしょびしょだ…」
再び秀吉が耳元で囁くと、竜昌がびくりと全身を震わせた。耳からの声の刺激と、秘所をまさぐる指の動きに、熱いようなくすぐったいような下半身の感覚はどんどんと増していった。
「ハァ…あ…」
秀吉の指が、蜜を絡ませながらゆっくりと秘裂を上下に滑る。やがて秘裂の中に、コリコリとした塊があるのを探り当てると、指でそれを小さくつまんでしごきはじめた。
強すぎる刺激と快感に、思わず竜昌は秀吉の腕を掴もうとしたが、秀吉は動きを止めようとはしなかった。
「アンッ！アッ、アッ」
小さな塊───淫蕾はやがて充血してぷっくりと膨らみ、秘裂から顔を出すまでになった。
秀吉は指の腹で、淫蕾の先端を丁寧に擦り上げた。
「ヤ…また、アッ、秀吉様、アァッ！」