第8章 【家康・後編】※R18

家康は、そんな竜昌を煽るように、摩羅の先端で蜜口を擦った
「早く…このままじゃ俺もツラい…」
「…」
竜昌は目をつぶったまま、家康の摩羅を受け止めようと、必死に自らの腰を動かした。
しかし、お互いの蜜で十分すぎるほどに濡れた接合部はぬめぬめと滑り、なかなかうまく入らない。
家康は竜昌を引き起こし、身体を入れ替えた。
仰向けに寝ている家康の腰の上に、竜昌が跨っている状態になる。
はちきれそうなほど怒張した家康の摩羅は、臍のほうにまで反りかえっている。
竜昌は、意を決したように息をひとつ吐くと、片手の指で自分の秘裂を押し開き、反対の手で熱く滾った摩羅をおそるおそる支えながら、蜜口にその先端を当てがった。
「…ンックッ」
そのままゆっくりと腰を落としていくと、あんなに濡れていたのにもかかわらず、家康の摩羅がメリメリと膣壁を引き裂くように乱暴に侵入してくる。
「…ウッ」
摩羅を包み込む熱と、からみつくような肉襞の感触に、家康も思わず声を漏らした。
『これ、マズい…』
ゆっくりと腰を沈め、やっとの想いで根元まで摩羅を飲み込んだ竜昌は、荒い息のままいったん腰の動きを止めたが、膣壁はまるで精を吸い出さんとばかりに脈動し、根元から摩羅を締め付けてくる。
家康は今すぐにでも精を吐いてしまいそうなほど昂っていたが、唇を噛んでなんとかそれを耐えると、手を伸ばして、竜昌の胸にキツく巻かれたさらしを、ゆっくりとほどいた。
その下からは、小ぶりだが形のいい、つんと尖った乳房が現れた。
家康は片肘をついて身体を起こし、左の先端を口に含んで舌でころがすように愛撫し、反対側を指で軽くつねった。
「アっンッ」
「クッ…」
再び竜昌の蜜壺がきゅうっと締まり、快感に震える竜昌と、必死に射精を耐える家康の声とが重なった。
家康がなおも乳房への愛撫を続けると、竜昌がその腰をゆるゆると揺らしはじめた。