第8章 【家康・後編】※R18
ガクガクと震える膝。家康が腰を支えてくれているため、竜昌はかろうじて立っているような状態だ。
「舌、出して」
家康に命じられるまま、竜昌は蕩けきった表情で、小さな舌を差し出した。
すると家康は、その愛らしい舌に吸い付き、ちゅっと音をたてて吸った。
「ンッ」
身体の芯をつらぬくような快感が竜昌を襲い、ついに竜昌は立っていられなくなり、布団の上に崩れ落ちた。
それでもなお執拗に、家康は音をたてて竜昌の舌を吸い続ける。
「アッ…んんっ…ァフッ」
どうしようもなく熱くなる下腹部がもどかしくて、竜昌は腿をすり合わせながら、淫らな声をあげた。