第10章 花見 ★
「みちゅ…? …んっ…///」
不思議そうに見つめる主の唇にそれを重ねる。
最初は軽く、そして段々と深くキスをして
逃げる主の舌を追い詰めて、絡める。
「ん、ふっ…、んん…っ///」
苦しそうな声が聞こえて、名残惜しく離れてから
まるで壊れ物を扱うかのように
ゆっくり、優しく主を組み敷いた。
主の赤くなった頬を擦るだけで
ビクッと身体を跳ねさせる。
「みちゅ…」
「…ダメだよ主、そんな目で見ちゃ…」
その視線1つで
僕の理性なんてあっという間に奪われてしまうのだから。
「ひゃっ///」
頬、首筋、鎖骨、胸…
ゆっくり指でなぞってその反応を愉しむ。
なるべく丁寧に服をはだけさせて、胸の膨らみを揉みしだく。
いつも和装であまり体型がよく分からなかったけど、今はスタイルの良さが良く分かった。
手に余りある豊満な膨らみ
その先端を弾くと可愛い声で鳴くキミ。
「気持ち良いかい?」
「あっ、はぁっ…、ん…きもちい…///」
「良かった、じゃあもっと気持ち良くしてあげるね」
片方の手はそのままに
もう片方に舌を這わせる
たまに、可愛い先端に音を立てて吸い付いたり。
「あっ…、みちゅ、そこ、らめぇっ///」
大きくなる喘ぎ声が、僕の理性を掻き乱していく。
お酒のせいか、あの薬のせいか
呂律が回ってなくて、幼い振る舞いの主。
それだけで煽られて、どんどん熱を持つ僕の自身。
「あっ、あっ…みちゅ…っ///」
「可愛いよ、主…」
早く、挿れたい
でも、もっと慣らさないとキツイかな…?
僕のは、その…結構大きい方だから
スルリと下着を脱がし、とろとろに溶けたソコに
口付けて、舌を動かした
「んあっ/// あっ、らめぇ、そこ、あっ、らめぇぇ///」
「ダメかな? とても気持ち良さそうだけど…?」
「やっ、あっ、おかしく、にゃるっ、からぁ…///」
「いいよ、たくさん感じて…?」
「あっ、あぁっ…やっ、らめっ、らめぇぇぇっ///」
潮を吹いて、力の抜けた主。
ちょっとやり過ぎちゃったかな…?
「主、大丈夫…? ある………、しまった」
ぐったりと気絶してしまった主の姿。
自分のテクニックを怨みながら
事後処理をして一人で抜いた光忠くんなのでした。
続く