第9章 襲撃
『とりあえず、璃久は今のままで』
「お前達は?」
『頃合いを見計らって行くよ』
「わかった」
璃久は頷くと、また戻っていった。
『それにしても...』
駿「一体どこからこんなに大量の虚たちが出てきたんでしょうか?まったく霊圧を感じませんでしたが」
『多分だけど…裏に何かある』
駿「何かって...」
『わからない...でも』
まるで三百年前と同じ。また多くの被害が出てしまう。
『何とかしなくちゃ』
うぉぉおおおおおおおおおおおお
『「!?」』
『まずいなー、メノスまで出てきた』
駿「どうしますか、隊長」
そろそろ限界か。璃久や春水がいても、まったく減らない。隊員たちもそろそろ体力の限界だろう。
『...行くか』
氷華蝶で他の四人に伝令する。