第17章 まさかの事態
山「そうか...して、どうする気じゃ。璃咲よ」
『とりあえず、今は木嶋りりかの遺体を。零番隊のメンバーには状況を説明した上で動いてもらいます』
山「そうか。それで、もし黒霧弦真が生きておったらどうする?」
『その時は私が。次は刺し違えてでも、あいつを殺します』
これは私の責任。
もう二度とみんなと会えなくなろうと、私は私の責を全うする。
目を逸らすことなくそう告げる。
山「...よかろう」
京「山じいっ!?」
浮「しかし、先生!!」
山「璃咲の決めたことじゃ。わしらがどうこういうことではない!!」
京/浮「......っ」
ごめん、春水、十四郎。これだけは絶対に譲れない。