第6章 ぶりっ子
『あぁー』
特徴ならあり過ぎる子だったね。
『えっとね、化粧濃くて顔面崩壊してて、ツインテでアヒル口』
卯/蝶「「木嶋 りりか(です)」」
『だれ?』
初めて聞いたな~、そんな名前。もう、何年もいるのに。
蝶「九番隊第二十席です。とにかく自分が可愛いと思ってるみたいで、男漁りが好きみたいです」
「私の大っ嫌いな子です!!」と鼻息を荒くして蝶羽は言った。
蝶「自分よりも可愛い、綺麗な子は徹底的に嫌うみたいで、何人も被害者が出てるんです!!!それだけじゃないです!!聞いた話なんですけど、あのアバズレ、璃久のことを気に入ってて、自分のモノにしようとしているらしいんです!!」
『あー、なるほどね』
それで私を叩いたり、殴ったりしたのか…