第16章 斬魄刀異聞
楽しそうに剣八の肩を揺さぶるやちるに苦笑する。
剣「おい!」
剣八が夜一に声をかけた。
剣「俺の叩き斬る相手はいるんだろうな?」
夜「あぁ、おるじゃろう。じゃが、間違えて総隊長を斬らんようにせんとな」
夜一は冗談めかして言った。
剣「へっ、ついでに斬られちゃ、じじいも死にきれねぇか」
『ははははは...』
乾いた笑いしかでない。
なんか、現実になりそう...
剣八の性分や戦闘方法を考えると、それが最も危惧するべきなのではないだろうか?
夜「どうじゃ?二人も行くのか?」
京/浮「.........」
夜一の問いかけに二人は黙って頷いた。