第16章 斬魄刀異聞
屈服したはいいが...
チラッと暴れる二人を見て、ため息をつく。
(「ここまでヤンチャだとは...」)
まさか反乱を起こした理由が、遊んでくれない、という理由だとは夢にも思わなかった。
一人ならともかく、二人もいるから、それはまた大変だ。
「はぁ...」
楼/朧「璃ーー久っ!!」
ガバッ
「うおっ!!」
楼/朧「あはははははははっ!!」
いきなり上から抱きついてきたかと思ったら、
楼「鬼ごっこしよっ!!」
朧「璃久が鬼ね!!」
楼/朧「それじゃあ、スタート!!」
「おいっ、待て!!」
楼/朧「やーだよーっだ!!あははははっ!!」
二人は手を繋いで、どこかに行ってしまった。