• テキストサイズ

瑠璃色の春 【BLEACH】

第14章 復縁 【R18】



山「今はゆっくり休むがいい」

京「でも...」

山「そんな状態のお主では使い物にならん。十四郎」

浮「はい、先生」

山「春水を連れて戻れ」

浮「はい」



呆然とする僕を連れて一番隊舎から出ていく浮竹。



それからは何をしていたのか覚えていない。覚えているのは、彼女がもういないということ。ただそれだけ。



それから三百年。



隊長となり、隊をまとめる立場となった今でも、時々彼女の面影を探してしまうことがあった。



そんな中、現れた一人の少女。



始めて見た時は綺麗な子だなぁって思うだけだったんだけどねぇ。



よく見て見たら、目がそっくりだった。あの大好きな眼差しに。



だから何となく、彼女のことが放っておけなくなった。



まさか、



京「本人だったとはねぇ。びっくりだよ、おじさん」



死んだと聞かされた彼女が今、腕の中にいる。それだけで幸せだ。



/ 513ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp