第14章 復縁 【R18】
どれだけ抵抗しても、春水はやめなかった。
それどころか、死覇装の袷から手を入れてきた。
『...っ!?いい加減にしなさい!!』
ガンっ!!
「いっ...!!」
思いっきり頭突くと、よっぽど痛かったのか、春水は私の両手を拘束していた手を解き、おでこをおさえた。
その隙に急いで布団から起き上がる。
「璃咲ちゃん、頭突くのはなしだよ!!」
『うっさい!!いきなり連れ去られて、押し倒されて、キスされて。しかも、袷に手をいれられれば誰だって殴るでしょ!!』
ありえない、ほんとにありえない!!
悪いとは思うけど、だからってこんなことっ!!
「ごめんよ、璃咲ちゃん。可愛い璃咲ちゃんを見て、おじちゃん我慢できなくなっちゃった」
『...なっ///』
相変わらずエロじじい。帰るか...
「璃咲ちゃん」
『何よ!?』
振り向こうとしたが、がっちり両手でホールドされ動けない。