第13章 暴かれる本性
空「あ~ぁ、当たらなかったかぁ」
朝「残念だったね、空夜」
空「全員に当ててやろうと思ったのに~。ねぇ、璃久兄?」
「あぁ」
俊くんがさっきのを?本気で殺すつもりだった...?
「あいつら、やべぇよ...」
「早くこっから逃げた方がいいんじゃ...っ」
役立たず共はびびって怖気付いている。
『だから少し黙ってくださいって言ったでしょう?』
偽善的かつ威圧的な笑みをみせるあいつ。
『何度も言っていますけど、頭の悪いあなた方のためにもう一度説明しますね?私は木嶋二十席からうちの副隊長を無理矢理奪った覚えはありません。その女を虐めた覚えもありません。人の彼氏を無理矢理奪い、女隊士たちを虐めているのはそっちの方です』
「りりかちゃんがそんなことするはずねぇだろ!!」
『そう言うと思いましたから、証拠を用意していると言ったでしょう?』