第12章 零番隊 VS 護廷十三隊
山「まぁ、お主がそういうのなら仕方がない」
『やった!!ありがとう!!それじゃあ...』
隊士達を見据える。
『私に不満のある方々、どうぞ。お相手するよ』
その目は一番隊十二席の〝滝井千紗〟ではなく、零番隊隊長〝土御門璃咲〟のものだった。
突然雰囲気が変わった璃咲に対し、隊士達は怯えながらも進み出た。
『へぇー、結構いるね』
こんなにあのアバズレに心酔しているお馬鹿さんたちがいたなんてね。護廷十三隊も落ちたこと。
『まぁ、いいや。これだけいたら......楽しめそうだからね』
自然と口角が上がる。
朝/空「璃咲姉、悪い顔してるねー」
駿「楽しそうですね」
「やりすぎなきゃいいが…」
後ろから見ててもわかるほど、璃咲は楽しそうだった。
『それじゃあ、始めようか』