第11章 特別隊首会
可愛いりりかには真咲副隊長が一番ふさわしい。
真咲副隊長を手に入れるために、あの女を潰す予定だったのに...っ
あの手この手で真咲副隊長からあの女を引き離して、りりかのものにするはずだったのにっ。
なのに...っ、なのに、どうしてっ!!
どうして私よりの上に立っているのよ!!!!
りりかは璃咲を殺気の篭った目で睨みつける。
『(ニッコリ)』
璃咲は口角を上げ、りりかにむかって微笑んだ。
り「......っ」
憎い......憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎いっ!!!
「(許さない...)」
どんな手を使ってでも、あんたを絶対に地獄に叩き落としてやる!!!
私は木嶋 りりか。望めばなんでも手に入る。なんでも思い通りなのよ。
真咲副隊長を手に入れることだって、あんたを地獄に叩き落としてやるだって簡単なんだから!!