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あんなに一緒だったのに【ガンダム種D】R18

第2章 誓いのキス【種Dアスラン】


「…………」

「怒ってる、よな?」

その、低い声。

「ごめん、こういう時どうしたらいいかわからなくて……ダメだな俺」

困った表情。

「好きな相手、を傷つけることしか出来ないなんてな……」

そんな顔されたら。

「……アスラン」

彼を困らせてる私が悪いみたいだ。

「なんだ?」

「キスして、そしたら許す」

ケンカする時はいつもこう。

「わかったよ。、目閉じて?」

私を抱き寄せてから、ゆっくりと顔を近づけてくるアスラン。
キスをするとき彼の顔も好き。

だから、全て許してしまう。

「これで許してくれるか?」

「い、今の……誓いのキスだからねっ!破ったら承知しないんだから!!」

困った顔をして私を見る碧い瞳も、
私を抱きしめてくれる温かい腕も。

「が大好きだから、絶対破らないよ」

彼の全てが好き。
だから。

「も、もう一回してくれる?」

「仰せのままに……何度でも」

何度でも、
何回も抱きしめてキスしてほしい。

END
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