第12章 独占欲【黒シンR18】
は意識を失い、ベッドの上でぐったりしていた。
シンはの長い栗色の髪を撫でる。
「、君は俺だけのものだ」
だから誰にも渡さない。
シンはの頬に口づけた。
、君が傍にいてくないとダメなんだ。
君の笑顔に俺がどれだけ救われたか、君は知らないだろう。
は俺の中の闇を照らす光。
がいなければ、俺は暗闇にたたずむしか出来ない。
俺にはもう君しかいないんだ。
君が俺のすべて。
今、がいなくなったら俺は。
シンは妹マユの携帯を握り締めると、涙を流しながら部屋を出て行った。
END