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あんなに一緒だったのに【ガンダム種D】R18

第9章 ポッキー【シンR15くらい?】


「……やだぁっ!!」

ドンっと勢いよくシンを突き飛ばし、思いっきり睨む。

「な、なんでキスしたの!?ファーストキスだったのにっ!!」

はシンの腕を掴んで抗議するが、シンはニッコリした笑顔でを見る。

「ごちそうさま、ポッキ―美味しかった」

全く反省の色がないシン。

「ひ……ひどい」

シンの態度にが涙ぐむと、シンはの頭を撫でる。

「は、俺のこと好き?」

「へ?」

突然、何を言うかと思えば。

「キスってお互いに好きな相手とするものなんだよ?だから、今のはキスに入らない……違う?」

そんなワケない。
断じて違う。

だが……。

だが、しかし。

「……そうなの?」

「そうだよ。だからのファーストキスはまだあるんだ!!」

頭のネジが抜けているのか混乱しているのか…はシンの言葉を信じてしまった。

「……そうなんだ。シンって物知りなんだね」

まんまと騙された。

(こんな嘘に騙されるなんて……って可愛すぎっ)

まんまとを騙したシン。
シンの気持ちにが気付くのは、まだまだ先のお話。

(次は何してで遊ぼうかな)

多分、散々シンに弄ばれてから気付く。
かもしれない。


END
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