第7章 Black★Master【微黒アスラン×メイドR18】
「……」
身体をビクビクと震わせながら、肩で息をしていると。
「そんなに気持ちよかった?でも、まだ解放しないよ」
「……え」
私を見下ろしながら笑うアスラン様が、御自分のズボンに手を掛けます。
次に目に入ったのは、大きく張り詰めたアスラン様の。
「ぁ、……アスラン様っ」
「今は、『様』付けしなくていい」
こんな、私はただのメイドなのに。
でも、そう思うと余計にイケナイコトをしてる感じがしてしまいます。
身体の奥が、変な感じがします。
「挿れて欲しい?」
だめ、逃げないとだめです。
頭ではそう思ってても、身体はそれを望んでしまう。
「…………」
コクンと頷いてしまいました。
「本当は、ちゃんとおねだりしないとだめだけど。次はちゃんとおねだりすんだよ?」
耳元でそう囁かれても、遠くで言ってるようで、耳に入ってきません。
ただ、身体の奥が貪欲なほどアスラン様を、アスランを求めています。
「っ」
「ぁ―――っ」
奥が、アスランので。
ぐっと奥まで挿れられ、激しい痛みで一瞬息が詰まりそうになります。
最初はゆっくり、だんだんと激しくなる律動に、頭が朦朧としてきてしまいました。
「痛っ、んぁっ……ゃあっ!」
「力抜いて……」
痛いのに、ものすごく痛いけど。
痛さも忘れてしまいそうなほど強い快楽に、ひっきりなしに洩れる声。
もう、どうなってもいい。
そう思ってしまいました。
「アスラ……ンっ」
「……」
もう、最後は痛みも理性なんてのもなくなっていて。
「ゃん、ぁっ……ぁあっ――」
「――っ」
ひときわ奥深く突かれた直後、身体の中で中かが脈打つ感じがしました。
そして、アスランをナカに感じながら私の意識は薄れていってしまったのです。