第5章 Sweet/Heart【キラR15】
「僕はと一緒にいられるだけでも充分嬉しいよ」
「ありがとう、キラ」
ようやくに笑顔が戻った。
その笑顔も可愛いから、もう一回キス。
は何してても可愛いから、ついキスしたくなっちゃうんだ、
「だから、これからも僕と一緒にいてほしいな」
「……うん」
その言葉の後に、今度はが僕にキスしてくれた。
こうなるともう、理性が止まらない。
「ごはん食べたらでもいいんだけど。続き、したい……」
お腹は空いてるけど、僕の手は今にもの胸を触ってしまいそうなほど、危ない。
出来れば今すぐ寝室に連れて行きたいんだけどな。
「うん……ごはん、食べたらね」
そっか。そうだよね。
ちょっとだけおあずけを食らった感じ。
「じゃあ、もう一回キスしていいかな?」
だから、これ位は許してもらわないとね。
の返事を待たずに、また君とキス。
「キ、ラっ……」
あぶないあぶない。
つい舌が。
「ごはん、食べようか」
「うん」
微かに残った理性を振り絞り、と二人でお皿をダイニングへ持っていく。
「大好きだよ、……」
ふいをついて、君の耳元でそう囁いた。
がお皿を落としそうになったのは、言うまでもないよね。
僕の可愛い。
ずっと、一緒だからね。
END