第46章 【番外編】残したい
何かおかしいと思えば、制服のスカートから下着越しに割れ目に触れられた。
こんな状況でも、びくっと反応してしまう。
「最後まで我慢出来たら、諦めてやる」
「が、がまん、て?」
恥骨の表面に血液が集まりそうなほど熱い。
慣らされた身体はなんて従順なんだろう。
「イかなきゃいいってことだ」
「…っ!!!」
何十分経過しただろう。
下着の上から割れ目を淡々と往復され、時折押し潰すように芽を触れられる。
熱い吐息が出続ける。
「ぁ……く、ぅ、ん……!」
我慢するも何も、緩く触られたところで何もない。
波がひたすら上下するだけで、その一線からはみ出ることはない。
「あっ…!!」
と越えそうになっても今度はぴたりと動きを止められる。
「はぁ、はぁ、あ……」
もどかしさに熱がどろりと真ん中から溢れていく。
もうほとんど意味がないと思ったのか、先生は黙って私の脚から下着を剥ぎ取る。
急に外気に触れたせいで、身体がぴくりと跳ねた。
直接もどかしいところに触れられ、思わず感嘆の声が漏れてしまう。
「あ、ああっ…!」
先生は顔を少ししかめ、指を一本ナカに挿入れた。
「う、あっ…!」
襞を一つ一つ楽しむように触れ、お腹の一番奥へ辿り着く。
コツコツと優しく指の腹がノックしているだけだというのに、汗が吹き出るほど気持ちいい。
「ああっ!ひぁ、あっ、んっ…!!」
「さて、観念するか?」
「し、しない…!」
あと少しというところで、あっさりと指が引き抜かれる。