第14章 ACADEMIA!
AM8:30
死穢八斎會事務所・邸宅
決行!!!
警察官「令状読み上げたら
ダ━━━━━ッ!!と!行くんで!
速やかによろしくお願いします」
ロックロック
「しつこいな信用されてねぇのか」
ファット
「そういう意味やないやろ
いじわるやな」
ロックロック「フン
そもそもよぉ
ヤクザ者なんてコソコソ生きる日陰者だ
ヒーローや警察署見て
案外縮こまっちまったりしてな」
嫌味たらしくユキの方へ
目線をやりながら話すロックロックと
どこまでも突っかかってくるなと
ファットが睨む
アイズ
「極道者を舐めない方がいい。」
警察官が呼び鈴を押すのと
アイズが言い終わると同時に
物凄い勢いで八斎會邸宅の門構えが吹っ飛んだ
その突風で警察官が何人か吹き飛ばされる
?【なんなんですかァ!】
ロックロックを始めそこにいたヒーローは
目をひん剥いた
?【朝から大人数でぇ…!】
イレイザー・緑谷・アイズがすぐさま動いた
イレイザーヘッド
「たすけます」
首に巻いた布を操り吹き飛ばされた
警官を空中で捕まえる
緑谷「大丈夫ですか」
大きく飛び出して警官をキャッチして
地面に座らせる
アイズ「おまかせあれ」
シールドを展開しそれを踏み場にした
空中に舞う警官達に触れ
バリアでその体を包み込む
それを操り地上まで持ってくる
パチンッと指を鳴らすと
バリアはシャボン玉のようにはじけた
門をぶち破った男はシャチのような面で
顔を覆った屈強な大男だった。
「おいおいおい!勘づかれたのかよ!」
「それより皆で取り押さえるぞ!」
早速のトラブルにヒーロー達も警察官も
少しのパニック状態
?【少し元気が入ったぞ━━━━…
もぉ〜〜何の用ですかァァァ!!!】
振りかざす腕は不気味に膨張した
すかさずリューキュウが前線に立ち
離れて!と叫んだ
個性を使ったリューキュウは
ドラゴンの姿をしており
その屈強な大男の腕を片手で止めた
リューキュウ
「とりあえず
ここに人員割くのは違うでしょう
彼はリューキュウ事務所で対処します
皆は引き続き仕事を」
大男の頭を鷲掴むと地面に叩きつけた
警察官「はい今のうちに!」