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星のメイク【BTS】

第16章 7つの輪と変人


長い話し合いの中、ジミンとテヒョンは話を始める。

「ヒョン…、僕、最近、ダンスが楽しくないんだ…、皆がいなくなった練習室で何度も、何度も練習するうちに、寂しくて、悲しくて、辛くて、この先を考えると皆がバラバラになる気がして辛かったんだ…、その時、彼女が約束してくれた。

皆が倒れそうな僕を止めてくれるくらい…、戻って来てくれるくらいのステージを感じさせてあげるって、」

ジミンはそう涙ながらに笑った。

きっと、今がその時だ。

彼女が約束を守ってくれた証拠にメンバー皆で話せている。

ジミンは彼女に感謝しながら、
隣にいる友人を見た。

テヒョンはジミンの話に、彼も顔をあげ笑った。

「俺、…元へ戻れるか不安だった…
女の子と遊んで、不安解消しようとしてたんです…、でも、それと同じに彼女にメンバーが取られるんじゃない不安で取り残された感じで寂しかったんだよ……でも、ヒョン………違った……皆悩みがあったし、ジミン……ごめんね……俺、」

皆の話が終わり、全員で抱き合った。

彼等は変わる…嫌、戻れる。
あの日の情熱的な日常に、
そう、メンバーが話し合いを終えた時、下の階では、
彼女が月を眺め明日を考えていた。

「話し合い…、できたのだろうか……

とりあえず……明日からが本格的にゲーム開始かな?…

…まあ、他の子達も来るから、ちょっとわからないけど………

でも、楽しい気がするよ……何か、フレッシュで……さて、明日はどんなコンセプトのステージかな?」

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