第13章 お砂糖を…
「まぁ……帰るわ……寝みいから……けど、今日は何か寝れそうだ……」
「え?寝れなかったんですか?」
「まぁな……けど…お前のおかげで、少しだけ楽になったわ……思い出したよ…昔の事…」
彼女の家で、彼はテヤンの曲を聞いて思い出した。……彼等が今まで積み上げて来た時間も…ここに来る前はどう曲を作ってたかも…
だから……
ユンギは玄関に立ちそう…扉に手をかける。
彼女は彼の背中を見つめながら、
また、眩しい笑顔で笑った。
「さよならです!ユンギさんまた、明日…会いましょう!でも、いつでも来てくれて構いませんからね……無理なさらずに……貴方は…1人ではないのだから……」
彼は彼女の言葉を最後まで耳を傾け、
そのまま、彼女の方へ振り返ると彼女の手を強く引いた。
「お前も……あんま、ホイホイ、男あげんなよ……」
ユンギの行動に顔を赤くする彼女……
なんだよ…その反応……なら…尚更だな………
「慣れてねぇなら尚更あげんな……いつか、食われても知らねぇぞ…」
後ろ向きに手を振り去る、ユンギ、
彼女は方針状態のまま、その場に立ち尽くし、
彼にはそんな彼女の顔が用意に想像出来いた。
どうせ、赤らめてんだろ?やっぱり…男慣れしてねぇ…なぁ…
本当に危ねぇ
というか顔赤らめるとか…可愛いとこもあんじゃねぇか……
俺は…ナムジュンみたいに難しくお前を考えて無かった…
でも……
ユンギはニヤリと笑いながら、マンションのフロアで
こう心の中でゆっくり呟いた。
“俺はお前が今の俺達には必要だと確信した……だから…絶対に俺達のメイクにしてやる。だから覚悟しておけよ…”