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星のメイク【BTS】

第11章 車の中で…


車で…

メイクを落とし彼女と別れた彼等は
マネージャーであるセジンが運転する車に乗り込んだ。

車に乗れば皆今日の彼女の話で持ち切りで

「今日のレイ…面白かったなあ…」

「レイちゃんって…本当に変わってるよね!いい子だけどさ!ナムジュンはレイちゃんの事どう思う?…」

「俺は……まだ、あの人の事分からないけどでもあの人が仕事熱心な人なのは分かったよ…」



「やっぱりヒョン…レイは魔法使いなんだよ!な!ジョングクガ!」

「ヒョン…意味が分かりません…でも、… 俺もあの人を少しだけ信頼したいと思うんです。」

「お!人見知りのジョングクが気に入るんだからレイちゃんは凄い子だね〜やっぱり!」


「俺も…少しは気になるな…あいつ面白ぇし……」


「あ?そう言えば、
ユンギは今日喋ってはないもんね…テヒョンもだけどさ……」

セジンはその会話を聞くと嬉しげに彼等に話しかけた。

「なんだ!もうお前等ピョルさんと仲良くなったんだな!」

セジンの言葉に目を見開くメンバー

なぜなら、彼は以前から彼女を知っているようだったから…

「え?セジニヒョン…レイちゃんの事知ってるの?」

そうジンは気になり彼に質問した。
他のメンバーもジンと同じよに気になったのかセジンへ視線が一瞬にして集まる。

どうやら皆彼女のことが少しでも知りたいらしい…
そりゃ…謎めいた人だ気にならないわけないだろう…
セジンはそんな彼等を見ると

長年付き合って来て…
昔のように少しだけ車が騒がしいのが
ちょっぴり楽しくて…
何かに興味を持った彼等も久しぶりの事で
自然と笑が零れて来た。

これも彼女の力かな…

そう…セジンは1度だけ、
彼女にあった事がある。
その時の事は今だ忘れはしない…
だって…それは今、目の前にいる彼等の事だったから……

「あはは!あぁ…会った事あるよ1度だけな……で?……その話…知りたいか?…」

セジンの問いに静かに頷く彼等

彼等の反応にセジンは少しづつ
彼女とのエピソードを話し始める。

「あれは…確か、お前らが最初に出た歌番組の時だったなあ…」

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