第7章 希望な笑顔
希望な笑顔
ジミンとジンのお陰で彼女は衣装選びが終わり、メイクの準備は、出来たが、
なかなか、メンバーが来ない…
「1時間前には来るもんじゃないんっすかあ!?」
「レイ…落ちつきなよ…」
「そうだぞ!!」
怒る彼女を2人はなだめ、
早く皆が来ればいいのに…
と思いため息を漏らす。
「全く…あいつらは…」
ジンの声を聞けば、彼女は扉の前で仁王立ちする。
不満げな声で
「別に人っスから、
そういう遊びはあるもんだし…別に止めないっスけど…
問題は収録があるということなんっす!
歌番組って言う歌手の本業に早めに来ないのはどうなんっすかあ?」
と言った。彼女の言葉はごもっともであり、言い返せない2人…
「そうだね…っていうか、衣装…僕とジンヒョンでよかったの?モデル…」
ジミンは話を変えるためか、彼女にそう質問をする。
質問を聞けば、
彼女は待ってたと言わんばかりの笑顔を2人に向けた。
「よかったんス!よ今日最初に来てくれたのがジミンさんとジンさんで!…」
「え?」
「あれ?なんですか?今日歌う曲って、全部で、2つ…って聞いてるっス…」
「ステージのコンセプトは…愛…らしいです…悲しくて純情の…儚さとそこからでる美しさを表現したくて、セットを白の枯木にそれ以外の物を黒にしたと言っていたっす……」