第4章 彼女のゲーム
「ねぇ!パンPD!その子は女の子?」
PDは彼の質問を聞くと、
「あぁ…女の子で、実はかなり有名な人だよ…プラス…ちょっと変人だ。…」
「でも、どうして、そんな有名な方が俺達のメイクなんて…」
リーダーのナムジュンがそう眉間にシワを寄せる。
皆も同じことを思っているようだ。
有名なら、もっと大きな所で働くのではと…
でも、PDは彼等の反応を見て、大きく笑う。
「何故、大きな所に行かないのかと思ってるみたいだな!でも、そこが、その人が凄いところなんだよ…
実は彼女は決まって、断る為、あるゲームをしているんだ。
それでね、君達には忙しいと思うが、その彼女のゲームに乗って欲しい…」
ゲーム?ふざげているのだろうか?
仕事をなんだと思っているのだろうか…
でも、彼等はパンPDに少しだけ、申し訳ないとおうことがあった。それは、
皆…少し…サボり気味になって来ていること、
やる気はあるが、足りない気がする色々…
そんな、鬱憤や、ストレスを彼等は言い寄ってくる女で、解消している事を…
でも、どんな人なのか、
「ゲームって?どういうやつですか?」
ユンギの言葉で、戻る話、
そこで、いきなり、扉は開いた。
視線が集中する中で、視線の的な可愛いより綺麗すぎる顔をした少女は、
言う。
「よろしくっス!皆さん!私の名前はサクラギ・レイ!本日より、皆さんのメイクやらなんな感やる事になったっス!
取り敢えず、ゲームの方は私から説明してあげるっスよ〜」
「ルールは簡単です!私に仕事中素を出させられたらOKっス!期間は1年っスがよろしくです!因みにプライベートはノウカンなんで!」
これが変人との出会いだった。