第9章 ~奪還、そして想い~⭐家康ルート⭐
家康「あんたの身体についた傷も、あんたの心の傷も、全部俺が治してあげる。
だけど、俺はこんな性格だから…あんたも覚悟決めてよね」
「っ…うん!」
ぎゅうっと抱き締め合い、どちらともなく、何度も唇を合わせる。
「ふふっ、ねえ家康…大好きだよ」
家康「あんたって、つくづく変わってるよね。こんな俺のこと好きになるなんて…」
「天邪鬼な家康もだーい好き!」
家康「……バカ」
ーすっかり冷えたお茶に映し出される満月が想いを通じ合えた二人を慈しむように優しく揺れるー
私の傷は、天邪鬼な貴方にしか治せない
時々見せてくれるその優しい笑顔と眼差しで
これからもずっと、ずーっと
癒してね……………………?
~家康ルートEND~