第1章 僕の家族
ショウ「よし!決めた!」
雅「どうしたんだ?」
夕食後、片付けも終えてずっと考え込んでいたショウが突然声を上げた
ショウ「この子達の名前考えてたんだ」
雅「ああ、そういえばそうだな…で、何て決めたんだ?」
ショウ「えっとね、こっちのグレーの方が『サトシ』で、この茶色の方が『カズ』にしたんだけど…どうかな?」
雅「へぇ…サトシにカズか…良い名前じゃないか」
ショウ「ホント?」
雅「うん、良いよ」
ショウ「よーし!今日からお前は『サトシ』、お前は『カズ』だよ!仲良くしようね」
『ニャー』
ショウの言葉に2匹とも嬉しかったのかショウの顔をペロペロ舐めていた
ショウ「アハハ、くすぐったいよ!」
…飼い主に捨てられてから初めて出会った家族にショウもとても嬉しそうにしていた