第6章 繋がる想い(後)
スタッフ「このっ!またコイツ!離せ!」
『フギッ!…フミャッ!』
スタッフ「痛っ!」
腕を払い黒猫が床に叩きつけられたけど、また飛び掛かり男の腕に傷をつけていた
『フーーーッ!』
翔「お前…一体…」
訳も解らず動向を見つめていたら
『逃げろ翔くん!』
翔「えっ…」
今の声…潤…?
でも今ここにいるのは俺達以外では…あの黒猫だけ…
翔「まさか…お前…」
スタッフ「…この野良猫が…ぶっ殺してやる…」
そう言って男は近くに置いてあったカッターを取り出しふりかざした
翔「!?止めろっ!」
俺は黒猫を助けようと思わず飛び出し、衝撃に備えて身構えていた
すると
<バタン!>
雅「翔ちゃん!」
スタッフ「!?」
翔「みんなっ!」
智くん達が駆け付けてくれた