第5章 繋がる想い(前)
翔「…ちょっと話をしてくる…」
俺はマネージャーから離れて潤を目撃したスタッフの元に行った
翔「ごめん…ちょっと良いかな?」
スタッフ「えっ…さ、櫻井さん!?はは、はい!何ですか!?」
…何だ?この人…何でこんなにどもってるんだ?
翔「君、松本が山の中に入って行くのを目撃したんだって?間違いなかった?」
スタッフ「あ、はい…すみません…僕があの時松本さんの事止めてたらこんな事には…」
翔「間違いなく松本だった?」
スタッフ「間違いありません。あの後ろ姿は松本さんでした」
本当に…?本当に潤が…?
スタッフ「あの…櫻井さん?僕の言った事信じられませんか?」
翔「え?あ、いや…そんな事ないよ。ただアイツが何でそんな所に言ったのかが解らなくて」
潤…何処行ったんだよ…何やってんだよ…