第2章 度重なる事件?
雅「でも自宅は30分以上前に出たと弟が言ってたんですけど…」
「そうなんですか?ちょっと他のスタッフにも聞いてみますね」
そう言ってリハビリ室にいたスタッフ全員に聞いてくれたけど…
「やっぱりまだ来てないそうです」
雅「そうですか…ありがとうございます。ちょっと探して来ます」
俺はそのままリハビリ室を出て翔ちゃんの携帯に電話した
でも…
雅「…出ないな…」
おかしいな…翔ちゃんが寄り道なんてするとは思えないけど…
俺は翔ちゃんへの電話を一旦切って喫茶店にかけ直した
潤『はい、テンペスタです』
雅「あ、潤俺だけど」
潤『ああ、雅紀兄さん?どうしたの?』
雅「今、俺病院に着いたんだけど、翔ちゃんがまだ着いてないんだ」
潤『えっ?おかしいな…そんなハズないんだけど…』
潤も俺の言葉に驚いていた