第18章 またまた世界が変わっても(3)
翔「潤も優しくてよく気が利いて料理上手でしっかり者で…和也と同じで頭の回転が早くて、子供の時から凄いモテてた…両親の死後、自分の事で手一杯の筈なのに家の事を完璧にやってくれて…潤は俺の心の支えなんだ」
潤「翔くん…」
その代わり、よく小言言われるけどな…(俺が片付け出来ないから…)
翔「雅紀は…何時も元気で優しくて…何かある度に俺の事守ってくれて…智くんが潤に会いに来た時、俺は潤に大野に行けって言ったんだ…俺は孤児だから一緒には暮らせない…1人で生きていこうと思ったけど、雅紀が俺も一緒に暮らそうって手を差し出してくれて…あの言葉が本当に嬉しかった…」
和「…それから相葉さんの事好きなんだね」
翔「うん…え?」
雅「は?」
…い…今何て言った?
潤「ニノ…やっぱり気付いてたんだ」
和「当たり前でしょ?翔ちゃんの相葉さんを見る目を見たらバレバレだよ」
う…嘘だろーーーっ!?
智「まあまあ…翔ちゃん落ち着いて」
雅「えっ…えっ…あ…あの…俺は?」
潤「相葉くんも落ち着いて。翔くんが好きなのは向こうの『相葉くん』だから」
だからって落ち着いてられないよーーーっ/////
潤「けど、それを聞いて思いついた。翔くん、俺達が元の世界に戻してあげるよ」
翔「…え?」
ど…どうやって…?