• テキストサイズ

various story 【気象系BL】

第16章 またまた世界が変わっても(1)


翔「…ん…」

重い瞼をうっすら開けると、白い天井が見えた

…どうやら病院の様だな…

病院のベッドに寝てると気付き辺りを見回すと、誰かがベッドの縁でうつ伏せて寝ていた

…あれ?もしかして雅紀…?

その人物が雅紀だと気付いて声を掛けようとした時、雅紀が頭を上げてきた

そして俺と目があって

雅「翔ちゃん!大丈夫!?痛い所ない!?」

半分泣きそうな顔をしながら勢いよく声を掛けてきた

翔「う…うん…大丈夫…ちょっと身体が痛いけど…」

雅「痛いの!?ちょっと待って!今看護師さんを…!」

翔「ま…待って雅紀!大した事ないから落ち着けって!」

何なんだ?何で雅紀がこんなに慌ててるんだ?

すると突然…

雅「…ごめんね翔ちゃん…俺がちょっと離れた間にこんな怪我をする羽目になって…」

翔「…は?」

何言ってるんだ?雅紀は…

あの時は皆側に居て…俺が勝手に階段から落ちて…

そういえば潤がいない…

翔「なぁ…雅紀…潤は?」

雅「潤?さっき連絡したから、もう来ると思うけど…潤に何か頼み事?」

翔「い…いや…頼み事って言うか…え?」

…今…雅紀『潤』って…

‹コンコン›

雅「あ、はーい」

ドアをノックして入ってきたは潤達だったが…

潤「あ、雅紀兄さん。翔兄さん大丈夫?」

…は?し、翔兄さん!?

/ 329ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp