第14章 光の道の先
翔『…ん…』
うっすらと目を開けると俺の目前には…
翔『…えっ…うわわっ…て、天井!?』
何故か天井が間近に見えた
そして身体が浮遊している感覚があったので下を見ると…
翔『…ここ…何処かの楽屋みたいだけど…』
俺確か車に轢かれて…まさか俺…死んじゃったの…!?
…けど、何で楽屋に…?
状況がイマイチ掴めず、思考を巡らせていたら入口のドアが開き、見ると相葉ちゃんが入って来た
翔『あ、相葉ちゃん』
俺が声を掛けると、相葉ちゃんは立ち止まり辺りをキョロキョロと見回していた
翔『相葉ちゃーん』
再度声を掛けると、気が付いたのか上を向いて俺と目が合った
雅「…えっ…」
すると相葉ちゃんは、何故か固まっているように見えた
翔『相葉ちゃーん、おーい』
相葉ちゃんの目の前で手をヒラヒラとさせていたら、また入口のドアが開き
和「相葉さん、何入口で固まってんの?」
智「相葉ちゃん、どうかしたのか?」
潤「相葉くん、具合でも悪いのか?」
潤くん達が入ってきたけど、その後ろに
翔『…え…?』
翔「雅紀がどうかしたの?」
えっ…お、俺がいる!?
そう思ったその時
翔『う…うわっ!』
突然身体が引っ張られ、『俺』の中に入ってしまった…