第14章 光の道の先
〜翔side〜
俺達『嵐』が誕生して1年が経った…
最初、向こうの世界での『嵐』の人気にかなり驚いたけど…
翔「…やっぱり、こっちも凄いよな…」
まぁ…当たり前だよな…
歌唱力抜群で、ふんわりした感じで落ち着く智さん(絶対マイナスイオンが出てるよな…)
演技力抜群で、話の切り返しが早いニノくん(可愛い顔してるから、同姓のファンも多いんだよな…)
スタイル抜群で、運動神経も凄い相葉ちゃん(…って呼ぶと、いい加減他の呼び方してくれって何時も言われる…)
そして、寡黙で格好良くて…けどとても優しい(時々ちょっと天然な)俺の恋人の潤くん
元々個々でも人気だったのに、そんな4人がいる『嵐』なんだから、人気が出てもおかしくないんだよな
…完全に俺1人浮いてるよな…
俺1人一般人で、皆の元からのファンからしたら、俺は邪魔者だよな…やっぱり…
そう…常々思っていたけど…
和「なに?翔ちゃん…まだそんな事言ってたの?」
智「翔くん、自分の人気知らないの?」
雅「最近、お前の事特集してる記事多いんだぞ?」
…え?そ、そうなの?
潤「それに最近、明らかにお前目当ての男がウロウロして…目が離せないんだぞ!」
…潤くん…それは多分気にし過ぎだよ…