第11章 それぞれの別世界
翔「はぁ…はぁ…」
潤「翔…愛してるよ…」
翔「潤…くん…俺も…」
翔が愛しくて、頬に手を添えてまた口付けようと顔を近付け…
「おーい…いい加減入っても良いかー?」
潤・翔「…は?」
突然声が聞こえ、リビングの入り口に顔を向けると
雅「お前らイチャつくのは良いが、こんな早くからリビングでやるなよ」
智「ごっ…ごめんね…俺上着忘れちゃって…」
和「取りに戻ったら、まさかやってると思わなかったよー…」
潤「お、お前ら!何勝手に…!」
3人が入り口に佇んでこっちをしっかり見ていた
翔「みみみ…見たのっ!?」
雅「もー、バッチリ!」
和「いやー、目の保養になったわ♪」
翔「い…いやーーーっ!」
潤「あっ!翔!」
恥ずかしさから、翔は顔を真っ赤にして寝室に駆け込み、閉じこもってしまった…
潤「お前ら毎回毎回勝手に入りやがって!何盗み見してんだよっ!」
雅「言っとくが、俺達声かけたんだからな?お前らが気付かなかっただけだろ」
智「ま、雅紀くん、和!もう帰ろ」
和「そだね。潤くんはともかく、翔ちゃんをこれ以上からかうのは可哀想だね」
…何で俺は良いんだよ…
その後翔を宥めたが、なかなか部屋から出てこなかった…
くそ…アイツらが同じ事してたら、俺らも絶対覗いてやるっ!