第11章 それぞれの別世界
俺はそのままベッドに潜り、頭から毛布を被って丸まっていたら
<コンコン>
智「和ー、出てきなよー…」
和「やだっ!」
斗真に顔会わせ辛くて出れないよっ!
すると外から突然
潤「おいニノ…ここ寝室なんだぞ?」
和「だから何!」
潤「…ほー…って事はお前が今日は俺の相手してくれるのか?」
…は?
潤「いっとくけど、この部屋の鍵こっちにあるんだからな。じゃあ悪いけど翔、俺今日はニノに相手してもらうから」
翔「そっか…仕方ないね」
し、仕方ないじゃないっ!
<ガチャッ!>
和「言い訳ないでしょ!」
雅「おー、やっと出てきた」
…し…しまった…
再び戻ろうとしたけど、いち早く潤くんからドアを押さえられた
智「和…もう話したら?皆なら大丈夫だって」
…他人事だと思って…
大野さんに促されてソファーに座り、皆もそれぞれ座って話を聞く体制になっていた
はあー…もうこうなったら覚悟を決めるか…
和「…俺の実家の事…皆知ってる?」
雅「いや…」
潤「そういえばニノ、プロフィール何処にものせてないよな…」
和「うん…俺社長にお願いしてプロフィール隠してたんだ…」
翔「え?何で…」