第8章 パロっていこう!
雅「でも面白そう。あ、翔ちゃんは何て書いてる?」
…そう来ると思った…
翔「そんなの信じるなよ。どうせ当たらないんだから」
和「おや?翔兄さんは占いには否定的なんですね」
翔「そうじゃないけど、俺の場合は当てはまらないってだけだよ」
潤「何で…あっ…」
…?何だ?突然潤の様子が…
雅「何で翔ちゃんは当てはまらないの?」
翔「俺の誕生日は、俺が保護された日なんだ。正式な日は解らないから」
智「えっ…」
そうだった…翔くんは孤児だから誕生日が解らないんだ…
翔「何皆して暗い顔してるんだよ。俺は気にしてないから」
雅「翔ちゃん…」
そう言って翔くんは笑っていた…
その時俺は思ったんだ…
俺達皆、血の繋がった兄弟なら良かったのにって…
その事ばかりを考えながら、その日は眠りについたんだった…