第10章 久しぶりの合コン
「主人公あだな、お疲れ~!」
定時の時刻ぴったりに友人1あだなが
私の机にやって来る。
「あ、友人1あだな、お疲れー。」
「もう、行けそう?」
「バッチリ!頑張ったよ、かなり!」
「あれ?なんか今日は張り切ってない?」
そう、いつもはあんまり興味のない飲み会という名の合コン。
でもこの間、二宮先輩と安西さんがすごくお似合いで私もあんな風になれたらって久しぶりにデートというものがしたくなった。
まあ安西さんにはなれないんすけどね!笑
とまあ、そんなこんなで今日はなんだかワクワクしてる!
男性は営業部の人達らしい。
同じ営業部でもうちの会社人数多いから
知らない人ばっかりだもんな。
「・・・おーい、おーい!主人公あだなってば!」
「あ、ごめん、ごめん!」
「もお、大丈夫?それより・・・」
急に友人1あだなが耳元に近寄り小声で話し始める。
「・・・先輩たちには言ってないよね・・・?」