第5章 絶望の中で鈍く光る〜人類の再起1〜
ベルトルト「12歳を迎えて生産者に回るのは腰抜けだって世論に流されて訓練兵になった。とは言っても僕も彼らと変わらない。安全な内地に行ける憲兵団狙いで兵士を選んだ。それがダメだったら全て放棄するかもしれない。僕には自分の意思がない」
アルミン「自分の命を大切にする事だって大切な事だよ」
ベルトルト達は有刺鉄線の張られた場所をくぐり抜ける
ライナー「俺は…帰れなくなった故郷に帰る。俺の中にあるのはこれだけだ。絶対に何としてもだ」
ライナーの言葉を聞いたエレンは驚いた様に見ていた
ベルトルト「君は…君は何で兵士に?」
ベルトルトは優しい笑みを浮かべながらエレンを見た