第34章 追う者
呼び出されたアイリスは2人からゆっくり離れ、ハンネスの傍に行く
ハンネス「どうした?」
『いや、なんでもないよ!』
そう言ってアイリスは野戦糧食を食べる
『確かに不味くも美味くもない…』
あははと笑うアイリスにハンネスは頭を撫でる
ハンネス「お前はもう少し甘えることを覚えろ」
『充分だよ。ありがとう』
アイリスはそう言うとミカサとアルミンの頭を撫でた
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俺はアイリスをただ見つめることしか出来なかった
ミカサに何言われても怒らないし、ただ黙ってそれを受け止める
優しく強いアイリスは誰に甘えるんだろうか?
少しでも俺が支えになっていればいい…