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残酷で美しき世界の中で

第33章 打・投・極


エレン「(そう簡単に逃がすか!)」

エレンはライナーの腕を思いっきり逸らすと、今まで口が閉じていたライナーの口が開く
ライナーの腕は取れ投げ捨てられた

ドゴンッと言う音にアイリスは目を見開いた

『やった…』

そこにミカサとアルミンが来る
ライナーの腕からは湯気が出る

『エレン聞こえる!?』

アイリスの声にエレンはその方向を見る

アルミン「逃げるんだ!一先ず壁まで近付け!」

『ライナー達の目的はエレンを攫うこと!今はまだその阻止を目標にしよう!』

ミカサ「でもアイリス、アルミン。ライナーはそう簡単には逃がしてくれない!」

ライナーはゆっくりと立ち上がった
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