第31章 ヒストリア
ユミル「なんだよ、アイリス」
『うーん…良く分かんないけどさ二人ともそんなに思い詰めなくてもいいと思うな!でもその秘密とやらわかった時クリスタも胸張って生きて欲しいな』
何も教えてないはずのアイリスはスッと赤目を細め笑った
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クリスタ「ユミル!」
ユミル「(クリスタ…私もだ。自分なんて生まれてこなきゃよかったって思ってた。ただ存在するだけで世界に憎まれたんだ。私は大勢の人の幸せの為に死んであげた!でもその時に心から願った事がある。もし、生まれ変わることが出来たなら今度は自分の為に生きたいと!)」