第31章 ヒストリア
エレンはクソッと立ち上がる
全員がエレンの方に目を向けるとアイリスの姿がなかった
ミカサ「エレン!」
エレン「探しに行かなきゃしょうがねーだろ!」
マルコ「僕も…!」
「全員小屋に入りなさない!」
その声にエレン達は上官を見た
エレン「でもクリスタと…」
「ああ、明日の朝捜索隊を出す」
エレン「それじゃ遅いですよ!」
「遭難者を増やすつもりか!?」
その言葉が合図のように吹雪は酷くなる
ガタガタと窓ガラスも音を立てる
エレン「くそぅ…」
エレンは雪山の方を見た
雪山の中では明かりを持ってクリスタが歩いていた