第30章 兵士
ライナー「ユミル…何するつもりだ?」
ユミル「さぁな?自分でもよく分からん」
ユミルはそう言うと歩き出す
クリスタ「ユミル…」
ユミルはクリスタの両肩を掴む
ユミル「クリスタ!こんな話もう忘れたかも知んねぇけど…」
ドンッ!と巨人は塔を壊そうと体当たりをする
ユミル「多分…これが最期になるから…思い出してくれ。雪山で訓練した約束を…」
クリスタは呆然とユミルを見る
ユミル「お前の生き方に口出す権利は私にはない。だからこれはただの私の願望なんだがな…お前胸張って生きろよ」
日が昇り二人の間を照らす