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残酷で美しき世界の中で

第30章 兵士


ユミル「よせ、クリスタ」

それを見たユミルはクリスタを止める

ユミル「もう塔が崩れそうなんだ!落ちちまうぞ!」

クリスタ「でも…私達の身代わりにナナバさん、ゲルガーさんが…」

ナナバはいやぁぁ!と叫んでいた
片方の足は膝から下がもう無い

ナナバ「お父さん!止めて!お父さん!ごめんなさい!ごめんなさい!もうしません!お父さん!やだぁぁぁ!」

ナナバは最後まで懺悔をして巨人に食われた
それを見たコニーはくそがッ!と壁を叩く

コニー「なぁ…このままここで塔が崩されて食われるのを待つしかねぇのか?もう何かやる事はねぇのかよ!?」

コニーの声が響く
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