第30章 兵士
ライナーは松明を持つと階段を駆け下りる
ライナー「巨人がどこまで来てるか見てくる!お前らは板でも棒でも何でもいい!掻き集めて持って来てくれ!」
クリスタ「ライナー!」
ベルトルト「おい!待てよライナー!待つんだ!」
ベルトルトの言葉は届いていないのかライナーは扉を開ける
コニー「いつも真っ先に危険な役回り引き受けやがって!アイツ!」
ベルトルト「ああ、悪い癖だ!」
皆の心配をよそにライナーは1人扉を開けて様子を見る
その場所には巨人の姿はない
ライナー「(まだ下か…施錠はしたとはいえ、こんな古い木の扉みてぇ簡単に破られるだろうな…)」
ライナーはカタンと施錠していた木の棒を取る