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残酷で美しき世界の中で

第5章 絶望の中で鈍く光る〜人類の再起1〜


惚けていたジャンは慌てて外へ駆け出し、キョロキョロと顔を動かす

エレン「いいだろ、ほっとけよ」

ミカサ「熱くなるとすぐ衝動的に行動する」

エレン「はぁ…またそれか」

『まぁまぁミカサ。それがエレンのいい所でしょ?』

エレンの横にミカサとアイリスが歩いていた

エレン「そんな事よりお前ら髪長すぎやしねーか?立体機動の訓練で事故になるかもしれんぞ」

そう言ってエレンはミカサの髪を払い、アイリスの髪を触った途端黙り込んだ

『?どうした?』

エレン「いや…なんか…切った後アイリス男に見られそうだな。今だってズボンだし」

パッと見、髪の長い男と思われていたアイリス
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