第29章 南西へ
エルヴィン達も松明を持って移動している
リヴァイ「ハンジ。おい、クソメガネ。お前はただの石ころで遊ぶ暗い趣味なんてあったか?」
ハンジ「ああ、そうだよ。これはただの石じゃない。女型の巨人が残した硬い皮膚の破片だ」
ハンジはそう言って見せる
アルミン「え…消えてない!?」
ハンジ「そう!アニが巨人化を解いて体から切り離されてもこの通り!蒸発しない。もしかしたらと思ってね、壁の破片と見比べたらその模様の配列までよく似ていたんだ。つまりあの壁は大型巨人が支柱になっていてその表層は硬化した皮膚で形成されていると考えていい」
ニックは静かに目を瞑った