第28章 ただいま
ライナー「どこに巨人がいるか分からんぞ!一旦下がれコニー!」
ライナーの忠告を無視してコニーはスピードを上げる
コニーは辺りを見て驚愕の顔をする
コニー「嘘だろ!誰か、誰かいないか!っ…俺だ!コニーだ!帰ってきたぞ!」
その言葉は虚しく村に響くだけ
コニー「俺ん家!」
コニーは急いで馬を走らせる
コニー「(父ちゃん、母ちゃん、ソニー、マーティン!)頼む!皆!っ!」
コニーは慌てて馬を止める
そこには仰向けになって倒れている巨人の姿
コニーは何も言えずただ呆然と見つめているとライナーが来る
ライナー「コニー!下がれ!」
コニー「俺の家だ…俺の…」
ライナー「コニー…」
そこに剣を装備したイバンが来る
ゲルガー「お前ら下がってろ!」
「周囲を警戒しろ!」
ベルトルトは言われるように馬を走らせる
ゲルガー「待て…こいつ…動けないのか?」
「あの手足では…」
その巨人の手足は細く絶対に歩けないし、骨も見えている状態だった
ゲルガー「ならこいつ…どうやってここまで来たんだ!?」